作品ギャラリー

羊毛草木染め

冬の作品を編むために、毛糸の草木染めに挑戦しました。

羊毛は、染めかたも発色も、いつも染めている綿混の麻の糸とは勝手が違うので、なかなか苦戦しました(^ ^;)

 

たんぱく質の動物繊維なので、豆乳に浸す処理は要りません。

染める前に、糊や余分な脂を落とさなくてはなりませんが、麻糸と違って洗濯するとフェルト化してしまうので…。洗剤を使わず、鍋で煮ることにしました。

最初は熱湯に浸せばいいかなと思ったのですが、調べると、急激な温度変化もフェルト化の原因だそうです(。-_-。)

羊毛はデリケートなのです。雑に扱うとすぐフェルト化してしまいます。

…気をつけたつもりですが、そもそも性格が雑なので…。だいぶ毛羽立ってしまいました。もけもけですが、糸の状態ではあるので、編んで作品にすれば風合いになると思います(*゚∀゚)

羊毛緑.JPG

まずは、作品を作る上で必須の色、緑。

麻糸と同じくログウッド銅媒染で青に染め、たまねぎで黄いろを重ねて緑を出します。

動物繊維なので、濃く染まるだろう…と思っていたら、麻糸よりも淡めの染め上がりです。

針葉樹らしい深緑が染めたくて、何度も染め重ねたり煮込んだりしていたら、いい感じにくすんだ濃い緑が出ましたが、1本だけ…(; ゚_゚)

ヤドリギの実を編むつもりで、薄緑も出しました。ごく淡い色は加減が難しく、染めにくい色です。

羊毛赤.JPG

続いて実や花を編むための、赤。

麻糸では黄みが抜けてマゼンタピンクに染まるアカネですが、動物繊維の毛糸なら赤く染まるはず…と思い、まずはアカネで染めてみました。

みょうばんで媒染すると、絵の具のような真っ赤な色に…。うーむ、これは使いづらい。

銅媒染するといくぶん色が落ち着きましたが、それでも濃い色です(写真右奥)。染液を薄めて銅媒染してみると、色は薄くなりましたが、黄みも薄くなってピンクよりの色になりました。そしてかなりムラが出ました…(写真右手前)。うーむ。

次に、最近お気に入りの染材、ティンギで染めました。

秋らしい色の出るティンギ。銅媒染でオレンジになりますが、重曹を加えると赤みが増します。

色みはちょうどいいのですが、どうもあまり濃く染まらず、ムラになってしまいました(写真左手前)。液が濃くなるまで煮詰めてみると、ムラなくきれいに染まりましたが、ややくすみが出ました(写真左奥)。

羊毛茶色.JPG

秋冬の作品に欠かせない、松ぼっくりを編むため茶色も染めました。

茶色はいつも、たまねぎに重曹を入れて赤みを出し、鉄媒染して染めていたのですが、毛糸ではなぜか重曹効果の赤みが定着せず、すすぐと流れてしまい、ただのたまねぎ鉄媒染と同じカーキに染まってしまいました。

重曹入りティンギで赤みを足すと、なんとか茶色に。赤みの入りかたで色合いの違う茶色が染まりました。ほんとうはもう少し灰みの茶色が欲しかったのですが…。ややあざやかな茶色です。

 

 

まだまだ、試行錯誤は足りませんが、作品を編むのに必要な色はだいたい揃いました。

冬のふわもこ毛糸作品を作ります(*^ ^*)

刺しゅう糸

DMC、アンカー、コスモ、オリムパス。

数えきれない色とりどりの糸の中から、柔らかな色合いの糸を選び、3本取りで編みます。

ときには2本取り、レース針12号で細かな作品を作ることも。

リネン、ヘンプなど麻の糸

ざっくりした質感の麻糸で編むと、素朴な風合いの作品に仕上がります。

色がなかなか揃わないので、リネン刺繍糸や春夏用の手編み糸、ヘンプコードなど、いろんな麻糸を取り混ぜて使います。

最近は、草木染めで糸を染めているので、あまり使っていません(^ ^;)

草木染め

最近始めたことですが、草木染めで糸を染めています。

試行錯誤ののち、比較的日光に強く発色の良い、たまねぎの皮、アカネ、ログウッド、苅安の4種類の染材を主に使用することにしました。

重ねて染めれば、いろんな色が表現できます。

綿の入ったリネンの糸を、少しずつかせにして染め、撚りをほぐしてレース針で編みます。

草木染め色相環

4種類の染材で、こんなに色とりどりです。

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